バイオリニストとして有名な高嶋ちさ子さん。
その華やかな音楽活動の裏には、素敵な家族の存在があります。
今回は、高嶋さんと夫・盛田賢司さんの馴れ初めから結婚に至るまでの驚きの経緯をご紹介します。
一目惚れに始まり、ユニークなアプローチ方法で相手の心を射止めた高嶋さんの恋愛ストーリーをお楽しみください。
高嶋ちさ子と夫の運命的な出会い

高嶋ちさ子さんと盛田賢司さんの出会いは、まさに運命的なものでした。
二人の出会いのきっかけは、友人の紹介でした。
当時29歳で駆け出しのバイオリニストだった高嶋さん。
ある日、友人が宝石店「ミキモト」に結婚指輪を買いに行った際、そこで働いていた盛田さんと再会したのです。
その友人は盛田さんが大学の同級生だったことから、「高嶋ちさ子さんと合うのでは」と思い、後日高嶋さんを宝石店に連れて行きました。
この運命的な出会いが、二人の恋の始まりとなったのです。
盛田さんは高嶋さんより4歳年上で、身長180cmの長身。
高嶋さんは後に、盛田さんの容姿を「谷原章介さん、松岡修造さん、石田純一さんを足して3で割ったような顔」と表現するほどの好みのタイプだったようです。
さらに、盛田さんはソニー創業者の一人である盛田昭夫氏の甥(末弟・盛田正明氏の息子)にあたる、いわゆる「御曹司」でした。
高嶋さんにとって、外見も背景も魅力的な人物との出会いだったのです。
高嶋ちさ子の積極的アプローチと留守電作戦

高嶋さんは盛田さんとの出会いで一目惚れしてしまいます。
27年前、高嶋が29歳で、まだ駆け出しのバイオリニストだったころに友人の紹介で4歳上の夫と出会い、一目ぼれしたという。
引用元:日刊スポーツ
しかし、当時の盛田さんには交際中の女性がいました。
これを知った高嶋さんは、驚くべき積極性を見せます。
高嶋さんは盛田さんに対して、「彼女と結婚する気がないなら引っ張るとまずい。別れなさい」と直接伝えたのです。この積極的なアプローチが功を奏し、盛田さんは当時付き合っていた女性と別れることになりました。
しかし、高嶋さんの積極的なアプローチはこれだけではありませんでした。
彼女は盛田さんへの思いを伝えるため、ユニークな「留守電作戦」を展開します。
盛田さんは会社にいる時は電話の電源をオフにする人だったため、高嶋さんは留守電に面白いメッセージを残すという作戦を立てました。例えば、
- 「もしもしワシだ、ワシと言っても鳥じゃないぞ!」
- 「あ、高嶋です、電話ください」
- 「ツッテケテーテ、どうしてますかー?」
といった具合に、ユニークで面白いメッセージを残し続けたのです。
この独創的なアプローチ方法が、盛田さんの心を掴むことになりました。
高嶋さんの積極性はさらに続きます。彼女は盛田さんの会社の横に車をつけ、まるでストーカーのように毎日のように通ったそうです。
この熱意が伝わり、ついに二人の交際が始まることになりました。
一目惚れから結婚までの驚きの経緯

高嶋さんの積極的なアプローチが実を結び、二人の交際がスタートしました。
盛田さんは高嶋さんの面白さに惹かれたようで、「面白い人が良かったみたい」だったと高嶋さん自身が語っています。
交際が始まってからも、高嶋さんの積極性は衰えることはありませんでした。
交際期間についてはいくつかの説があり、約1年という説と、わずか2ヶ月という説があります。
いずれにせよ、高嶋さんは「駆け引きは時間のムダ」という考えの持ち主だったようです。
そして、驚くべきことに、プロポーズは高嶋さんから行われました。
高嶋さんは盛田さんに「そろそろどうよ?」と切り出し、結婚の話を持ちかけたのです。
さらに、高嶋さんは盛田さんに対して、「将来はちゃんと面倒見るから安心しろよ」と約束までしたそうです。
この約束には、驚きの内容が含まれていました。
高嶋さんは盛田さんに「フェラーリにハリー・ウィンストンの時計をハンドルに巻いて」プレゼントすると約束したのです。
しかし、当時の高嶋さんは月給が6万5000円ほどで、この約束を果たすのは難しい状況でした。
そして夫との約束を果たすため、不遇の時代を乗り越え、売れっ子バイオリニストになったが、まだ約束の実現をしていない。「まだ実現していないというか…時効だよ。しかし、言ったことを有言実行したい気持ちもあり、そこには『申し訳ない』という気持ち。私と結婚して26年やっていけるのはあの人しかいない」と、夫への思いを明かした。
引用元:日刊スポーツ
この大胆な約束が、高嶋さんの仕事への情熱をさらに燃え上がらせることになりました。
そして1999年、高嶋さん30歳、盛田さん34歳の時に二人は結婚しました。
結婚が決まって家具探しに行った際のエピソードも興味深いものです。
高嶋さんは家具にあまり興味がなく「住めば都」と考えていましたが、盛田さんはグズグズと時間をかけて探していたそうです。
そのため、高嶋さんのイライラが伝わってしまい、盛田さんが「マリッジブルー」になってしまったというエピソードも明かされています。
まとめ
高嶋ちさ子さんと盛田賢司さんの馴れ初めは、高嶋さんの積極的なアプローチと個性的な性格が光るエピソードに溢れています。
友人の紹介から始まり、一目惚れ、ユニークな留守電作戦、そして結婚に至るまでの経緯は、多くの人を魅了する素敵なラブストーリーとなっています。
現在、二人の間には16歳と14歳(2023年当時)の2人の息子がおり、アメリカに留学中とのことです。
高嶋さんは「のんびり屋さん」な性格の夫について、「私と結婚して26年やっていけるのはあの人しかいない」と語っており、お互いの個性を尊重し合う素敵な夫婦関係を築いているようです。
バイオリニストとしての一面と、テレビなどで見せる率直で面白い性格の持ち主である高嶋さんの魅力に、盛田さんも惹かれたのでしょう。
結婚して26年以上経った今も、お互いを尊重し合う素敵な夫婦関係を築いているのは、二人の個性が上手くマッチした結果かもしれません。
高嶋ちさ子さんと盛田賢司さんの馴れ初めは、個性的で積極的なアプローチが実を結んだ素敵な恋愛物語です。
二人の出会いから結婚までの経緯は、多くの人に勇気と希望を与える素晴らしいストーリーとなっています。
これからも、音楽活動と家族との時間を大切にしながら、素敵な夫婦生活を送ってほしいですね。
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